自由詠
2021-06-22開催(麹町)/第267回参加歌 歌順13番 第2席
お肌の皺たちと
世間話でもしているかのように
かけ湯が
背中を ゆるゆる
下りていく
12件のコメントがあります
まちだ様
コメントありがとうございます
自分の背中は見えないから深刻な気分にならないのかも知れませんね
もし、よく見える部分だったら悲観的になってしまうかも…
せきゆみ様
コメントありがとうございます
老いも成長なのかも…
そう思うと、老後の人生も楽しくなるかも知れませんね
観月様
コメントありがとうございます
人間は、皮膚呼吸だけでなく皮膚会話もしてるんですよねぇ〜
まだ、そういう学術論文は発表されて無いとは思いますが…(笑)
いわき様
コメントありがとうございます
秘湯「シワ伸び温泉」、どこかに有るかも知れませんねぇ…
大島様
コメントありがとうございます
人間の各部位や各細胞も、それぞれに人格を持っていると思うと
自分の一部でありながら愛しくなります…。
温泉は、私のような冷たい心も温かくしてくれるんですね…
ま のすけ様
コメントありがとうございます
肌感覚ですね…
私は、動体視力が弱いので、もし他人様の背中であったとしても、
あくまでも目に見えない感覚です
湯{あら皺ちゃん、またふかくなったみたいねぇ」
皺「そうなの聞いてよお湯ちゃん」
といった感じでしょうか?(笑)今井さんは全身でおしゃべりなさってるんですね!(爆)
可笑しな歌ですね、思わずニマっとしました。
自分の背中の湯の流れを見ることはできませんけれど
想像してしまいます。背中もかーシワ皺。
ほんとにユニークな歌で良いですね 老いもすべて楽しんじゃう 作者の面目躍如と思いました。
1、2行目がユニークです。お肌のシワもかけ湯で伸びるといいですね。
水を弾かなくなったお肌のことをこんなにチャーミングに詠んだ歌が今まであったでしょうか?
皺の擬人化も面白いですし、四、五行目の表現もなんだか温かみがあって好きです。
《かけ湯》の下りて来るスピードが遅くなったという
ほんの微かな時間感覚に目を付けられた詠者の繊細さと、
ユニークさとが相まって生まれた1~2行目。
楽しい歌ですね。
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