題詠(「始める、始」)
2021-01-26開催(麹町)/第262回参加歌 歌順9番
そそけ立つ
冬樹を縫い
新芽は
ひっそりと
始まりを見せ
3件のコメントがあります
私も「そそけ立つ」に目が留まりました。寒さにささくれだったような木肌から
萌芽する。再生を見ている気になりました。
久しぶりにこの言葉目にしました。
今ではすっかり「身の毛がよだつ」と書いていました。
これから使わせてもらいます。2~5行への転回もまたおもしろい。
「そそ・け」にゲスい連想をしてしまいました、申し訳ございません…
ですが、命の芽吹きや躍動は官能的でもあります
すっきりとした綺麗なだけの歌よりも、
命の蠢きが感じられるような
引っ掛かりのある歌に私は心魅かれてしまいます…
☆☆☆
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