自由詠
2020-08-25開催(麹町)/第257回参加歌 歌順23番
サルスベリの
燃える
紅が
ささやく
危険思想
5件のコメントがあります
サルスベリの紅が燃えると、小父さんも萌える。
残る人生、危険に生きていきたい・・・
この夏、サルスベリは、どれだけ不良中年を開花させたことでしょう。
サルスベリの真赤な赤はなにかひかれていくものを感じますね。
危険思想と結びついた視点がおもしろいなと。
花言葉を見たら「雄弁」「愛嬌」「不用意」とありました。ときには危険にも転ぶかも…
《1》
芥川龍之介は、「危険思想とは、常識を実行に移そうとする思想である」と書いてますが…
常識に抗う歌を詠み続けたいと思っている私は、サルスベリに討伐されるかも知れませんね…
我が家を隣家の濃桃色のサルスベリが覗いてるのだが大丈夫だろうか…?
《2》
平和国家にとっては軍拡が、軍事大国には軍縮が危険思想なのだろう、
立場が替われば危険思想も全く逆になる…
サルスベリは果たしてどちらなんだろう?
粟粒のような花の塊が危険思想を囁いてる、権力者には脅威かも…
サルスベリが危険思想をささやくという発想も意外性があっていいですね
☆☆☆
コメント投稿
※会員の方のみコメントを書くことができます。⇒コメントを投稿する