自由詠
2020-07-28開催(麹町)/第256回参加歌 歌順31番
長梅雨で 気になる
稲の出穂を *出穂=しゅっすい
見つけた朝は
白米ご飯を
噛みしめた
10件のコメントがあります
美味しい白米を食べたくなりました。
美味しい梅干しと一緒に。
噛みしめた、の気持ちに共感です。
コメント有難うございます。 散歩コース、手賀沼沿いの遊歩道脇は 田園風景が広がっています。
自然と田植から稲の生育を観察するようになりました。朝食をパンから米飯にかえています~。
出穂なんて言葉よく知ってましたね。
案外農家出身者かもね?それとも農学博士だったりして。
テレビのニュースの画面でしか見た事はありませんが、
収穫まじかの稲穂が倒れてしまっている様子を見ると
心痛みます、ここまで育ててきて・・・
だからこその思いですね。穂が出れば無事育ってほしいと。
出穂という言葉を知りませんでした。
作者はきっと、雨のうっとうしさだけでなく、米を作る方への丁寧な思いをお持ちなんだろうなと思って鑑賞しました。
噛みしめるご飯の香りまで感じられました。
《1》
私は、現在は地方へ旅行でもしないかぎり田んぼを見ることさえなくなってしまいましたが
前3行の詠者の思いや視線に
日々、稲の成長に影響する病害虫とか気象とか様々なことに
気をかけ目配りし手をかけ見守っている農民の姿や思いが重なって
読み手の心の中も爽やかな朝の空気感に満たされます
《2》
稲の出穂に象徴される あらゆる命の誕生への
祝福の気持ちや、命を見守る あたたかな思いも伝わってきます
米だけでなく 自分が日々食べてるものの生い立ちに思いを馳せることも
ほんとに大事なことのように思えてきます
命の誕生への讃歌、そして感謝の歌ですかね…
☆☆☆
今年は稲も野菜も長雨に祟られている。
やっと出た稲の出穂。
秋田、山形の洪水が気がかり、被害が少なく済みますように!
実りの秋はちゃんと来るのか、心配です。
恥ずかしながら出穂ということばを知りませんでした。出穂は確かに、見ていたのに。
米ができるまでの手間をすべてご存じの作者ですね。心してごはんいただきます。
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