題詠（「背」）
2020-04-28開催（麹町）／第253回参加歌 歌順35番 第1席
溺れたいのは
広い胸ではなく
無防備な背中
意識の届かない
君の海
11件のコメントがあります
かおるはん 上手やし〜！
皆様、ありがとうございます。
皆様のコメントが素晴らし過ぎて、涙ぐみました。
ひとの無防備なところが好きです。
また、ひとの背中は私が独り占めしているような気がします。背中なので寂しいのですが広く深い海に感じます。
無防備な背中に惹かれますね、いい言葉。
すごいな、向き合うことのないもの
届くことのない思いというのは気持ちを
高揚させますね。
確かに自分の背中って、絶対見れないですね。そんな本人も知らない無防備な所に惹かれるって
言うのは分かる気がします。あ～、溺れたいほど素敵な背中に出会ってみたい。
背のお題でこの歌が詠めるのは天才としか思えません。
自粛がなければ、観なかったでしょう。
話題の韓流ドラマ「愛の不時着」にハマりました。
主人公のヒョンビンの肩幅の広いこと。
かおるさん、あの背中なら、きっと溺れることができます。
⭐︎⭐︎
そうとうな「君」でないとこの詠者には溺れてもらえない！ なんて書きましたが、
忘我せず の意志、受け身ではない愛の在り方が素敵なかっこいいお歌です。
胸に溺れたりしたら、抱きしめられたり顔をのぞかれたりしますね。
そういうのは少々鬱陶しい。
溺れるのはあくまで私の意志なのだから、
私の好きなように溺れさせて！ ということ。
解りますよ。
あなたは自立した人間です。
素晴らしいい歌！
《１》
現実を逞しく生きてる人間は背中に甲羅を持っている
スッポンのように軟らかな甲羅の場合もあるだろうが
そんな気がする…
無防備な背中はダメンズかも知れない…
ダメンズに溺れたいと思ってくれるのは有り難いのだが
《２》
胸に広い海のある いい男の甲羅を剥がす作業の方が
手間はかかるけど
かなり快感だと思ったりするのですが…
う〜ん、
胸に広い海のある いい男も いい女の前では
無意識に甲羅を脱いでしまうのかも知れませんね…
背中にある海は広いのではなく深いのかな、底無しに深い…
☆☆
無防備な背中に溺れるのかー
二人して沈むのかー
４，５行の甘美なところに惹かれました。
五行全ての言葉に細やかなテクニックを感じます。隅々まで神経を行き渡らせた素晴らしい歌だと思いました。作者の世界観が美しい！
次を読み込む
コメント投稿
※会員の方のみコメントを書くことができます。⇒コメントを投稿する