題詠(「背」)

2020-04-28開催(麹町)/第253回参加歌 歌順28番

唇を
重ねる人はいても
背を
重ねる人は少ない
背は汚いからだ

大貫隆志

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3件のコメントがあります

いまほど、人が人を汚いと思う時はないのではないか。人の背中を間近に見る時、人はいいようのない不安と嫌悪を感じるのではないか。そんなことを書きたかったのですが、それにしてもわかりにくい歌。ゴメン。

大貫隆志

2020-05-18

背が汚いといわれると、背徳、背信、背任などの言葉が浮かびますが
違うような気もします。

山碧木星

2020-05-13

背という字は 北に月(肉づき)だから、
「北」と「体」で「汚いカラダ」
ということかな?

唇も辰(竜)の口だから美しいとは言えませんし
「くち蛭」と読むとグロテスクでも有ります

わたしの個人的な好みとしては
背を重ねるのもアクロバティックで心魅かれますが…
結局は 愛さえあればということでしょうか

今井幸男

2020-05-03