題詠(「背」)
2020-04-28開催(麹町)/第253回参加歌 歌順4番 第3席
背負ったつもりが
気付けば
空荷
おまけに
背負われていて
6件のコメントがあります
背負われることの幸せ感が伝わりますね。
こうして背負ってくれるようになったのかと。
いつの間にか、担いでもらっているなんて、理想です。
ずっと背負ってきたからこそ、背負ってもらえる。
⭐︎⭐︎
力(りき)んでみたのに空回り・・・
でも背負われている今幸せならいいかも。
子どもを育てるということは、こういうことかも知れないですね。
まだまだと思っていた子は、いつの間にか背中から下りて、
反対に親を気遣ってくる。
淋しいようなうれしいような・・・
思い込みに気付かれた 時は複雑でしょうが嬉しいさびしさかしら。謙虚な詠です。
とても幸せな心象風景であると読ませていただきました。
背負ってくれている人は、かつて作者が背負っていた人なのかもしれません。
しみじみとした味わい深いお歌です。
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