題詠(「冬」)
2020-01-28開催(麹町)/第250回参加歌 歌順9番
冬が哭く
はらはら
はらはら
真っ白い
なみだ積もらせる
4件のコメントがあります
暖冬で豪雪地帯でも積雪が少なくて
スキーヤーを楽しますことができなかったり
東京五輪のために備蓄する雪が確保できなくて心配している関係者もいますし
コロナ肺炎問題も…
そういう人々のことを思うと
哭くとまではいかなくても
例年のような喜びを提供できない冬は泣いてるかも…
という連想をしました
コメントを有難うございます。
映子さんのご指摘はその通りだなと思います。歌会でキコさんにも言われました。
降り積もって行く雪がとても美しく、冬がなくなみだと見立てました。
雪の降る様子を冬の涙と表現したのですね。
雪景色が見えるようです。
ただ、「哭く」という漢字は、慟哭というように、
大声をあげて泣き喚くという意味で使われる文字なので、
「雪がはらはら」にはちょっと強過ぎる気がしますが・・・
冬のような、冷たく厳しい、何かに哭かれておられるのでしょうか。
雪のような白く冷たい涙を流しながら、耐えられているのでしょうか。
なんだか、そんなふうに感じました。
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