題詠(「冬」)

2020-01-28開催(麹町)/第250回参加歌 歌順2番

冬凪の一日を
怠惰に過ごす
それでもいい
生きることは
堕ちることだ

大貫隆志

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7件のコメントがあります

ほんと
生きることは
堕ちることだ
そういう時があって生きていけるのですね
冬凪の一日欲しいです。

まちだ道子

2020-02-13

勤勉に生きているからこそ、怠惰な日がある。
だらだら生きていれば怠惰との落差がない。

冬凪の日の作者は自分にそう言っている。

しの

2020-02-06

「冬凪」という言葉に惹かれました。 ゆるめることも大事です~。

せきゆみ

2020-02-06

怠惰に過ごすことが、堕ちることとは思わないけれど、作者はきっと真面目な人なのかもしれない。
ふだんから一所懸命頑張っている人なのだ。

山碧木 星

2020-02-05

「生きることは/堕ちることだ」。この2行に目の前の霧が晴れた思いです。
ちゃんと生きよう、怠惰はいけない、とつい頑張ってしまいがちですが、
実際はそんなに立派に生きてはいないですね。
頑張る日もあり怠惰な日もある。

それでいいのだ。

映子

2020-02-04

のほほーんとしてると、動かなきゃ、何かしなきゃ、と思ってしまいますが、堕ちたように怠惰
に過ごすのは、身体や頭を休めるには、とてもいいことですよね。私はいつも、休めてばかりです(-_-;)

かおる

2020-02-03

常識や良識という鎧を着て雲の上で勤勉に生きてる者からすれば
怠惰に過ごすことは堕ちることなんでしょうが
鎧を脱ぎ捨て雲の上から裸で大地に堕ちてこそ
地に足のついた生き方が出来るのかも知れませんね…

わたしも、雲上の高潔な歌よりも
地に堕ちた歌に心魅かれてしまいます

今井幸男

2020-02-02

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