足るを知る、という言葉を思い出しました。さりげなさにある種の到達点を感じ取りました。

コスモスにもすすきにも、意味を持たせようとすればできなくもないでしょうが
ここではあまり深読みしないことにします。
最後の２行を言うのに、前置きとしては語呂も良く、その様も良く。

　　　　　　　　《１》
愚直な
毎日だけど

の前に コスモスと すすきが並んでいるのが
いいなあと思いました

実際にそこにあったということでしょうが
可憐で現代的なコスモスと
地面にしっかり根を張ってる古風な すすき
左近の桜と右近の橘のような取り合わせ

　　　　　　　　《２》
コスモスは美しく風になびき ふわふわ生きてるようですが
倒れたところから根を出す強かさもあり
愚直に人間を和ませてくれます

すすきは地味なようですが
お月見に飾られたり
茅葺き屋根の材料になって愚直に雨風から人間を守ってくれます

愚直のなかにも、豊かなものが宿っていますね…
☆☆