物語が無くなってしまうような寂しさを覚えますね。心に馴染んでいたものが消えてゆく・・・感傷的に
なり過ぎない描写がいいなと思いました。

これっきりか
がいいですね。仏頂面が名物だったのかな。
おじさんも寂しい、仏頂面をちょっと気に入ってただろう酒井さんも寂しいね。

私の住んでいる周辺では、個人の商店がどんどんなくなっていきます。
通りがかりにフラッと立寄る古本屋でした。
奥に座っている小父さんは、にこりともしないけど、
それはそれでいい雰囲気でした。

老兵は消え去るのみ・・・私もかな？

古書店か骨董屋・・・そんなことを想像しました。ネット販売やオークションの手軽さにおされて対面販売は少なくなるのでしょうね。
店主の高齢化、時代の波はどうすることもできないでしょうけど、小父さんの仏頂面までもが店の看板になっていただろうことを思うと寂しくなります。