題詠(「舞い、舞」)
2019-05-28開催(麹町)/第242回参加歌 歌順12番
白い蛾の
乱舞する森は
夢 まぼろし
蛾の食い散らす森は
現のこと *現=うつつ
4件のコメントがあります
あら、書こうと思ったら、有美さんがすでに〜〜
まさしく怖ろしい状況でした。
キアシドクガ、来年はさらに増えて、どうなるのでしょう。
高尾山でこのお歌の通りの状況を見ました。 山全体に白い蛾が飛び交っています。
ところどころ蛾の幼虫に食い荒らされて丸裸になっている木立部分が有り、これは放っておいたら
大変な事に成りそうだと思い、警鐘を鳴らす詠だと実感しました。
自然、の美しさをを守るにはやはり手を入れないと駄目だと聞いています。手つかずの自然! と 聞いたりしますが。
群れ飛ぶ蛾というと炎の中を舞飛ぶ速水御舟の絵が思い浮かびますが
森の中の白い蛾の乱舞も幻想的な絵画になりそうですね
でも、多くの蛾がいるということは、樹木を食い散らかす幼虫毛虫も多くいるということ
美しさの中に大きな害が隠されて見えにくくなっていることの多さを告発する歌でしょうか
☆☆☆
コメント投稿
※会員の方のみコメントを書くことができます。⇒コメントを投稿する