自由詠
2019-05-28開催(麹町)/第242回参加歌 歌順4番
我が庭の
いちばん寝坊の
百日紅
おそ春の日に
柔き芽を出す
4件のコメントがあります
言葉の使い方が
いいですよね、一番後に花を咲かせた百日紅に
いちばんの寝坊の
柔き芽を出す
に魅かれます。
添い寝相手が
あなた なんですものぉ
寝坊してもしょうがないでしょ…
と、百日紅の柔らかき
芽が囁く
えっ、あなたじゃないの?
わたし
夢見てたのかしら
と百日紅が
寝ぼけ眼で宣う
いちばん寝坊・・・親しみがもてます。寝てたんかい(笑)
真夏にあでやかに咲く百日紅の、花の盛りを想像させるだけで詠わずに、芽吹きを詠っているのが新鮮。
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