自由詠

2019-04-23開催(麹町)/第241回参加歌 歌順3番

咲き充ちて
極まりで散る
花の舞い
唇で享け
春を食べる

柳瀬丈子

コメント投稿

※会員の方のみコメントを書くことができます。⇒コメントを投稿する

2件のコメントがあります

性の究極の描写でもあるかのよう。
身体の部位「唇」を持ってきて、桜を体内に享受する・・・まっこと言わずして言う高度なテクニックです。

しの

2019-05-03

エロチックで、官能的。なのに自然な趣きがあります。
極まりで散る。
そう思いたいほどの桜吹雪かな。

山碧木星

2019-05-01