題詠(「縁」)

2019-02-26開催(麹町)/第239回参加歌 歌順20番

遠い日
ここから
空を見ていたのは
前世のわたしか
古民家の広縁に立つ

酒井映子

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5件のコメントがあります

古民家は時代や歴史が住まっているようです。 上手く言えませんが、不思議な感覚を覚えたり
何かの気を感じるのかも…と思いました。

せきゆみ

2019-03-17

展示古民家には生活が無い、
でも かつては、縁側で ご隠居さんが日向ぼっこしながら煙草を吸ったり お茶を飲んでいたり、
母親が縫い物をしたり、座ってる人々の懐かしい物語が詰まってるのだが

詠者はウルトラマンのように広縁に立ち
スワッチと思いを前世まで飛ばし
懐古趣味に終っていないのがいい
☆☆

今井幸男

2019-03-12

古民家の広縁から見る空。
前世のわたしは、庄屋さんでしょうか、お侍でしょうか。
鹿児島知覧の武家屋敷の広縁からは、空が見えませんでした。
軒先が驚くくらい長いのです。

山碧木 星

2019-03-08

前世のジョテイさま、広縁で仁王立ち?

しの

2019-03-07

しの 様

そうなんです。仁王立ちしてました。

目の前には富士山が見える(はず)
眼下には川の流れが見える(はず)

都心の古民家、見えるのは高層ビルばかり。
あれを見ていたのは、前世のことだったのかな〜

映子

2019-03-07