自由詠
2019-02-26開催(麹町)/第239回参加歌 歌順24番
カラスが
洗濯ハンガーを
くわえて
空を飛んでいる
春が蠢いている *蠢=うごめ
6件のコメントがあります
5行目がすべてを語っているようで決まっていますね。
ハンガーをくわえて飛んで巣作りをしているカラスを犬を散歩
していた頃はよく見ました。あまり見ると威嚇されてしまうのですが、
ほんとうに上手に作っていて。春だなって感じる光景でした。
春が蠢いている
巧い表現です。
この歌、いいですね〜
洗濯ハンガーを咥えて飛ぶカラスから、
春が蠢いていると、発想をつなげて。
明るく広々とした気分になりました。 ☆☆
そうそう、カラスが針金ハンガーをどこからか掻っ攫ってきたらしく、高~い木の枝に引っかかっているではありませんか。
きっとコイツの仕業か。東京からはるばるご苦労さん。
蠢きはじめるのは地中の虫たちだけではない。生き物すべて春になると季節に踊らされてるかのよう。
チコちゃんとこの キョエちゃんも
針金ハンガーを使って巣を作るのだろうか?
「江戸川の黒い鳥」キョエちゃんが、
カラスなのかどうかは存じ上げませんが…
江戸川の土手で蠢いている あれも
春なのだろうか…
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