自由詠

2019-02-26開催(麹町)/第239回参加歌 歌順24番

カラスが
洗濯ハンガーを
くわえて
空を飛んでいる
春が蠢いている     *蠢=うごめ

赤井 登

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6件のコメントがあります

5行目がすべてを語っているようで決まっていますね。

せきゆみ

2019-03-17

ハンガーをくわえて飛んで巣作りをしているカラスを犬を散歩
していた頃はよく見ました。あまり見ると威嚇されてしまうのですが、
ほんとうに上手に作っていて。春だなって感じる光景でした。
春が蠢いている
巧い表現です。

まちだ道子

2019-03-12

この歌、いいですね〜

洗濯ハンガーを咥えて飛ぶカラスから、
春が蠢いていると、発想をつなげて。

明るく広々とした気分になりました。 ☆☆

映子

2019-03-07

そうそう、カラスが針金ハンガーをどこからか掻っ攫ってきたらしく、高~い木の枝に引っかかっているではありませんか。
きっとコイツの仕業か。東京からはるばるご苦労さん。

しの

2019-03-07

蠢きはじめるのは地中の虫たちだけではない。生き物すべて春になると季節に踊らされてるかのよう。

しの

2019-03-07

チコちゃんとこの キョエちゃんも
針金ハンガーを使って巣を作るのだろうか?

「江戸川の黒い鳥」キョエちゃんが、
カラスなのかどうかは存じ上げませんが…

江戸川の土手で蠢いている あれも
春なのだろうか…

今井幸男

2019-03-03

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