自由詠

2018-12-25開催(麹町)/第237回参加歌 歌順1番

この胸の
奥底に
瞬間冷凍した

眠る

田中きみ

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6件のコメントがあります

誰の胸にも瞬間冷凍した恋がありそうですね。
解凍することは、決してない。
自分だけが時々覗いてみるだけ。

私も昨夜、蓋をすこぅし開けてみましたけど・・・
・・それだけです

映子

2019-01-09

瞬間冷凍という言葉に魅かれますね。
単なる保存ではない、あまり明らかにしたくないもの
自分の心にだけしまっておきたい「恋」なのでしょうか。
20歳の恋というよりもっともっと大人の恋かな。

★私もこの場をお借りして~
 しのさま、いつもありがとう!今年もよろしくです。

まちだ道子

2019-01-04

作者はたぶん、これを解凍して今一度確かめようとは思っていない。
そのときの鮮度のまま、奥底に沈めて生きる。
誰も知らなくていい。

★この場を拝借して・・・麹町の皆様、今年もよろしくお願いします。

しの

2019-01-03

凍らせて眠らせている のは捨てきれないからなのか、詠者の胸の奥底には恋の冷凍室がある。

せきゆみ

2018-12-30

二十歳の恋と、作者はおっしゃった。
永遠に溶かされることのない恋のタイムカプセル。
氷の向こうに二十歳の朧げが見えるのだろうか。
歌の雰囲気も瞬間冷凍?

山碧木星

2018-12-29

冷凍保存してるということは
将来、解凍して食べるんでしょうが
どんな味がするんでしょうね
もしかしたら、シベリアの永久凍土に眠る
マンモスの肉と同じ味かも知れない…

今井幸男

2018-12-27

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