題詠(「捨てる」)
2018-11-27開催(麹町)/第236回参加歌 歌順5番
捨て犬の
目の鋭く強く
我もまた
一匹の
野良でありたい
5件のコメントがあります
カッコいい歌ですね。
作者の意気込みが伝わってきます。
飼い主に尾を振るような真似はしない、
という野良の矜持。
清々しいですね。
屹立した強いお歌です。
野良には野良の哀しみもあるかと思いますが。
捨てられて野良になった犬、生きる事の術を知り身に付いた眼は、ものごとの本質を見極めるごとく鋭い。
作者の目も確かに鋭い光も宿すが(目が大きい所為か?)ふっと柔らかになる時が又魅力です。
私の目は、とろんとしていて近視ですが
野良仕事に励んでいた時代がありましたので
野良人魂は 身体に染み付いているかも知れません
これからも染み抜きせずに
一羽の野良であり続けたいと思います
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