自由詠
2018-11-27開催(麹町)/第236回参加歌 歌順19番 第2席
つくばいに
赤い金魚揺れる
いいえそれは
一枚だけ紅葉した
秋が映っているの
6件のコメントがあります
最近、つくばいを見ると、この歌を思い出します。
もう紅葉は消えてしまったのに・・・
先月に続いて金魚さん登場。
赤い金魚揺れる、いいですね、映った紅葉に
秋を歌わすなんて、素敵です!
詩人の目は人の気付かないところを魅力的に掬いあげて、ため息をつかせるの。
空を映しゆらゆら揺れるつくばいの水面。
赤い金魚かと思えば、紅葉した一葉の影。
巧いなぁ〜
つくばい→金魚→紅いもみじ・・・見えるようです。
しの様様〜
ありがとうございます(;_;)実景です。
京都の少し早い秋のお寺でした。不思議に一枚だけ真っ赤な葉が映ってました。
何人かで見ているのに、誰も気が付かなかったのです。ひっそりの秋です
掴みますね~読み手を。
イメージの運び方が絶妙。
初秋、古刹あるいは庭園につくばいはあってもなかなかこうは書けない。
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