題詠(「一日」)

2018-10-23開催(麹町)/第235回参加歌 歌順24番

靄立ち込める
御岳山
歩きもせずに
ただ ひたすらに飲む
雨の一日

赤井 登

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2件のコメントがあります

「骨休め、骨休め」「お湿り、お湿り」などと呟きながら
雨を肴に
酒を飲んでると
心が しっとりしてきます

靄のなかから伏し目がちな
山の女神が現れて
お酌をしてくれます

でも、女神を呑んではいけません
女神について行ってもいけません
二度と還れなくなります

雨の日には不思議な物語が生まれますね…

今井幸男

2018-11-01

何を飲んでいたの? なんて訊くのも野暮でしょうね。

動けない状況の時にはじたばたしない、というのも
達人の生き方かも知れない。

映子

2018-10-31