自由詠
2018-10-23開催(麹町)/第235回参加歌 歌順13番
あなたはまた
ひとり夜間飛行
私は縁側でまちぼうけ
いつの間に
時差ができたかな
6件のコメントがあります
「ひとり夜間飛行」がおしゃれですね。軌道修正で時差は解消かも~なんて、雅には程遠い読みでした。
月夜の縁側って、すてきなイメージですね。空の目映さに見上げたら、一瞬影がさして・・・あっ、飛行船!?
普通に読めば、あなたは夫または妻だけど、敢えて雅に解釈しました。
あなたは「月」。折しも月の美しい季節。
あなたは夜空を独り動いていく。今夜は昨夜よりあなたの出は遅い・・・私は縁側で待ちぼうけ。
こう読んでも美しい歌ですね。
夜間飛行と縁側のギャップがおもしろい。
「旅に出るなら夜の飛行機・・・♪」と石川セリは歌っていました。
実際、飛行機に乗っているわけではないでしょうけど、何やらロマチックな時空を過ごしていらっしゃる。
片や私はこの夜寒、縁側でまちぼうけ。絵的に寂しすぎて時差以上の差を感じます。
段々時が経ってくると人のリズムもそれぞれになってきます。
それを自由だと思えるのか、ちょっと寂しいと思うのか二人の
距離感を上手にあらわしていて、「ひとり夜間飛行」もね。
私の場合はどうなんだろうかと思ったりします。
まず、「ひとり夜間飛行」が目を魅きますね
夜遊びで帰って来ないのか、仕事が忙しいのか
『夜間飛行』という香水 纏って お店でアルバイトなんてことも…
『星の王子さま』のコスプレ なんかもしてるかも…
縁側でまちぼうけなんて郷愁に浸っているので
帰宅恐怖症かも なんて思いは全く無いんでしょうね…
☆☆
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