題詠(五)

2018-05-22開催(麹町)/第230回参加歌 歌順2番 第1席

濡らしてみたいな

五月の雨
君の透明のレインコートを
なぞっていく

山碧木 星

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10件のコメントがあります

映子さま

上質な官能歌〜
もう一つできたら、秋に九州へ持っていきたいです。

山碧木 星

2018-06-01

全体的にしっとりしたエロチズムを感じました。
レインコートは透明で良かったです。雨が流れるさまは、中々色っぽいです。それをなぞっていく、しかも五月の雨。小説の始まりみたいです。

かおる

2018-05-31

加代子さま

せつないと読んでくれてありがとう。

山碧木 星

2018-05-31

今井さま

そう純情なんです
レインコートの「君」はこんなかも・・・

雨が慕うのか
君が誘うのか
なぞられて
しみて
虹色

山碧木 星

2018-05-31

しのさま

二次会では、皆さんのグラスにビールがつがれた後、乾杯の音頭をとらせていただきました。

\W一席おめでとう/  (^^;

山碧木 星

2018-05-31

かおるさま

明るい五月の雨なら、ちょっと濡らしても、許されるかなと思って
小説なら、何が始まるのでしょう〜

山碧木 星

2018-05-31

なぞっていく

 これは上質な官能歌です!

映子

2018-05-31

なんだか自由詠の続きみたいな(笑)
きっときれいな人。100均のレインコートならちょっとくらいの雨は凌げる。
でも、この人をびしょ濡れにしてみたい、という欲求の裏には視姦(と言っては言い過ぎかもしれないけど)に似た想像力が働く。

W一席おめでとう。

しの

2018-05-30

「君」は、もう
四月の菜種梅雨に ぐしょ濡れなのに
淡泊な 五月の雨は、
それを知らない

「君」は、また
ハードな六月の 梅雨に濡れたいと思っているのに
淡泊な五月の雨は
それも解らない…

五月の雨は、純情…

今井幸男

2018-05-27

これは透明のレインコートに阻まれて、届かない思いのような気がします。
ちょっとせつない良い歌ですね。

加代子

2018-05-27

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