題詠(「陰り、翳り」)

2024-08-27開催(麹町)/第305回参加歌 歌順25番 第2席

見下ろせば
海は 空と溶けあい
垂直に立っていた
夏は まだ
翳りを見せていない

山碧木 星

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1件のコメントがあります

空の青と海の青の対比、そして垂直に立っていた。
まるで青い山が立っているようで、盛夏を適妙に詠んでいます。若山牧水の詩を連想しました。

いわきやすお

2024-09-09