題詠(「再」)

2024-04-23開催(麹町)/第301回参加歌 歌順22番

再び
生き直すなら
君を傷つける前
桜蕊ふる
あの日の午後から

コバライチ*キコ

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8件のコメントがあります

そうか、桜蕊の赤さは 君 の傷ついた痛みの色でもあるのか。

せきゆみ

2024-05-12

いわきさま
桜の花びらより葉桜が好き。赤い星のかたちした桜蕊が好き。秋には葉の紅葉もある。なのになぜ、散るはかなさばかり愛でられるのかしら?と思ってます。

*キコ

2024-05-07

山碧木さま
ありがとうございます。今回の題詠は直球勝負!(笑)
再びやり直すなら、行き直すなら、あの日あんな態度をとらなければ、、、たらればが重なって、人生は続く・・・。

*キコ

2024-05-07

いまいちゃまのその妄想、夢想を絵本にしましょう!
赤い桜蕊は、天から私は地上にふってきた赤い星と思ってましたが、オタマジャクシ!!!来年からはオタマジャクシにしか見えな意かも~~(笑)

*キコ

2024-05-07

ことばが美しくてうなずきながら読んでいます。

まちだ道子

2024-05-07

近視の私には、地表に群れる桜蕊が紅色の小さなオタマジャクシに
見えてしまう。
見詰めていると手足が生えて ぴょんと跳ね私の胸に飛び込んで来て
棲み付くのです。
オタマジャクシとして再生した桜蕊は「時には失敗してもいいんだよ」
と語りかけてくる、そして再びの春を呼び寄せてもくれるのです…
☆☆

今井幸男

2024-05-04

詠題の「再」は難しかったです。
無いほうが、いい歌なのにと思われるなか、この歌はすんなり
時間をきちんと伝えたことによって、想いが浮かんできました。
★★

山碧木 星

2024-04-30

桜蕊(さくらしべ)、花びらが散った後にも美しさがある
。桜の深い楽しみ方ですね。作者の文学に対する造詣の深さを感じました。

いわきやすお

2024-04-26

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