題詠(「再」)

2024-04-23開催(麹町)/第301回参加歌 歌順20番

再びは 戻らない
今のこの時
せめて美しく
流そう
花いかだ載せて

酒井映子

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2件のコメントがあります

今井さん ありがとうございます

花筏という花があるのですか。知りませんでした。
散った桜の花びらが流れていく様子を「花いかだ」と言うので、
そのつもりで使いました。

悲しいことも嫌なことも、
過ぎたことはいい思い出として 
記憶に残したいという思いです。

映子

2024-05-13

植物の花筏は葉の表面に小さな黒真珠のような実を付けます。
その姿は舟の上の船頭のよう。

変えられない過去に拘るより 今のこの時を大切にしたいですよね。
花筏に載せても本当に美しくできるかどうかは船頭である自分次第、
責任も大きい。
そして黒歴史のような過去にも黒真珠のような価値があるのかも…

今井幸男

2024-05-04