題詠(「麹」)
2024-03-16開催(麹町)/第300回参加歌 歌順8番
米麹は活きている
樽の中で
ふつふつと呟きながら
いのちの〝精〟を
磨いている
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「精」とは、命を育んだり守ったり輝かせたりするための
作用のようなものでしょうか?
人もまた社会という樽の中で、ふつふつと自問自答したり
他者と対話しながら命をより良いものにするために精を磨いている。
せっかく授かった自分の命を蔑ろにしてしまうのは精を磨くことを
怠ってしまったからかな…
米麹がふつふつと呟き、いのちの精を磨くのですね。杜氏が喜ぶと思います。
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