自由詠
2023-02-28開催(麹町)/第287回参加歌 歌順24番
切り倒された太い幹の
大きな空洞
その向こうに
昔の景色が見えそうで
覗かずにはいられない
4件のコメントがあります
小さい洞でも色々想像をさせるのに 大きければ尚更ですね 沢山の物語が抱え込まれていることでしょう。☆☆
今井さん キミちゃん そうなんです。
分かってくれてありがとう。
何十年、何百年分かもしれない失われた年輪が出来た過程や間にあったの空気のこと、朽ちた過程などを思いました。
切り株の年輪に昔が見えることもあるけれど、
それは科学的なものが多い。
でも年輪が失われた空洞には眼には見えない様々な生命体が棲みつき
色々な色の息を吐きながら 様々な昔語りをしている。
大樹の空洞はタイムマシーンでもある
身を沈めれば どこの時代へも行かれそう…
覗かずにはいられませんね
☆☆
4,5行が魅力的、タイムスリップしそうですね。
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