自由詠

2023-02-28開催(麹町)/第287回参加歌 歌順19番 第3席

父を許し
母を想う
雪解けて
初めて飾る
古希の雛

はるか

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10件のコメントがあります

遅いコメントごめんなさい。
とても惹かれたお歌でした。ドラマがあります。とても迫ってくるものがあり
作者の長い月日の総括のような思いが美しい言葉になっていると思います。

まちゃこ

2023-04-08

皆様、たくさんのコメントありがとうございます。
自分も親になって分かる事も多々あり、父に対しては、育ててくれた感謝の気持ちに変わっています。

はるか

2023-03-27

雪解けて 初めて飾る 古稀の雛
許すということは時間のかかるものですね、ましてや父親に対しての許しに
ウルウルしてしまいました。古稀の雛様は穏やかなお顔なんでしょう、良かったです。

まちだ道子

2023-03-26

父上を許せるまで古希の時間を要した・・・そのお気持ちになれて良かったですね。
しみじみと胸に沁みてくるものが有ります このお歌には。

せきゆみ

2023-03-08

前二行に御両親の人生が窺える、古稀となってから見るひな様も感慨深いですよね。

田中きみ

2023-03-08

家族の愛憎を描いた濃密なテレビドラマの予告のようで
何があったんだろうと引き込まれてしまいました
「雪解け」や「古希の雛」でハッピーエンドが想定できて
読み手の心も ほんのり温かくなるのもいいですね。
古稀というと翁と媼の高砂人形なども思い浮かびますが
きっと可愛いお雛様なんでしょうね…
☆☆

今井幸男

2023-03-07

いい大人になってから雛人形を自分で買う人、少なくありませんね。
私ぐらいの年齢だと、当時七段飾りを買ってもらうなんてそうそうなかったと思います。
我が家は女系なのでありました。出して飾って仕舞う・・・その時いろんなことを思うものですね。

しの

2023-03-07

①父は横暴な人で、母に暴力を振るったり、何十年も付き合った母公認の女性がいたり、
家庭を顧みない人で、私は父が大嫌いでした。そんな父なのでお雛様など必要ないと、
二人姉妹なのにお雛様は買って貰えませんでした。

はるか

2023-03-02

②そんな私達を母は不憫に思い、折り紙で五人囃子まで折って飾ってくれたり、デパートの特設会場に、
お雛様の段飾りを見に連れて行ってくれたりしていました。大人になり結婚して出来た子供も男二人で、
飾った事のないお雛様への憧れは

はるか

2023-03-02

③ずっと残っていて、先日陶器の小さいお雛様をネット購入し、喜んで飾っています。
亡くなって25年、今では父への感情も解け(先日八王子は大雪で、その雪も溶けました)

はるか

2023-03-02

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