自由詠
2022-04-26開催(麹町)/第277回参加歌 歌順12番
しょうもない知識さ
なんて言って
楽しそうに
教える
生き物
6件のコメントがあります
愛すべき 生き物、だなぁ~と思いました。
「しょうもない知識さ」と言いながら楽しそうに教えてくれる「生き物」
我家にもいるいるって思いました、「しょうもないんだ」の表現がそうだな~
って、そういう感じだな~って、上手いですね。
「生き物」とは人間のことを言っているのでしょうねでしょう。
しょうもない話をしてくれて、それが案外記憶に残るんです。
「生き物」とは何(誰)か? 考えました。
題材にされている生きものかな。
オレのことなんか知ったって役に立たないよ、と笑っている。
教師だとしたら。偉そうでもなく押しつけがましくもなく、いい先生ですね。
生徒の人気度高いんじゃないかな。
意外な視点からの歌で、面白い!
虫か植物か動物かを楽しく観察していたら、「君たち人間の暮らしには何の役にも立たないかもしれないけれど、ほら、僕たちってこうなんだよ」と言っているように思えた、という歌かなと勝手に楽しく読みました。
他者から教わった知識は本来的に しょうもない知識なのかも知れない
教わったことを材料にして自ら発見したものや自ら考え出したものこそが
大事なのかも
教える者にとっては 教わる者が感心してくれることより
教わったことを基に あれこれ考えてくれるほうが楽しいかも
などと この歌を鑑賞して私は思いました
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