自由詠
2022-04-26開催(麹町)/第277回参加歌 歌順3番
歓びに沸く者に
晴れやかに
哀しみにひたる者には
ただ白く
桜花のやさしさ
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待たせて、待たされて、咲いて、散る
ただそれだけなのに
晦日ではなく、桜花が、一年を刻んでいるかのよう
日本人にとって桜が一番心情を託せるのでしょうか。 桜花のやさしさ と 詠われて良いなと思いました。
桜花がいいですね。
ほんとうに心に寄り添ってくれる不思議な力がありますね。
その時々の見る者の心情を写し取るように桜花はただそこに咲くだけ。
なぜにこの花は人の思いにこんなに寄り添うのか。
見る人の心の内を桜が吸いとってくれているのでしょうか、心に沁みる歌。
桜の花を見上げたあの時、あの時。晴れやかだった年だけではない色々な年の桜を思い出します。
どんな時にも桜は咲くんだね。と言った友人の言葉を思い出しながら、しみじみとしました。
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