自由詠
2021-11-16開催(麹町)/第272回参加歌 歌順10番
雑草と呼ぶけれど
草の名前を
知らないだけ
もやもやな気持ちも
名前を知らないだけ
3件のコメントがあります
古代では生まれて養育の見込みがたつと幼名の字をつけるというそう。他人からは呼ばれない
名前で、本当の名は親以外は夫婦のみが知ると聞いたことがあります。
雑草ももやもやな気持ちも簡単には知ることができないのかも・・・です。
名前というレッテルを貼られたり 貼ったりすると、
そこから先入観や固定観念が発生してしまって、
純粋に物事の本質に辿り着き難くなってしまう
ような気がします
自由な感覚や思考で物事の本質を味わったり
探り当てるのには
既存の知識を無かったものとして真向かうことも
大事かも知れませんね…
☆☆
草は雑草で片付けられるけど、気持ちはそうはいきませんね。
もやもやしたこの気持ちは、心配しているのか嫉妬しているのか。
愛しているのか憎んでいるのか、ということもありますね。
名前を付けたってそれが何なの? っていうことかな。
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