題詠(「再び、再」)

2021-06-22開催(麹町)/第267回参加歌 歌順4番

うつむいていた人が
再び顔をあげ前を向く
その瞬間に立ち会う
責任と
自負と

大貫隆志

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8件のコメントがあります

まとめてのお返事で失礼します。
というのも同じことしか書けないからで、この歌は「こうあれたらいいな」ということを「盛って」書いているので、皆さまのコメントがうれし恥ずかし状態でございます。感謝とともに。

大貫隆志

2021-07-17

素晴らしいですね。こういう瞬間にはなかなか出会えない中
作者のそういう人と対峙した時の真摯な気持ちを尊敬します。

範子

2021-07-05

心惹かれる歌です。
再び顔をあげ前を向く
その瞬間
そばに居てもらえてることはどれだけ心強いでしょう。
信頼している人がそばに居ることって大きな力となりますね。

まちだ道子

2021-07-03

人間としてとてもエネルギーの要ることを実践なさっている方の胸の内。頭が下がる思いがしました。

せきゆみ

2021-07-02

「うつむいていた人」が私だとしたら、
顔を上げたときにそこにいた人が、ただ黙って自分を見つめていてくれたなら、
一歩を踏み出せる気がします。
その人のまなざしに、私を信じる光があるなら
励ましも忠告も要りません。

映子

2021-07-01

誰かを応援している作者なのかしら、この5行には前を向いた人と共に生きている姿が。

田中きみ

2021-06-30

今ではもうそのような《瞬間に立ち会う》ことは無くなりましたが、
《責任と》《自負と》を感じていたことも結構あった気がします。
その時に心掛けたのは、〈声は掛けない〉ことと、その方が振り向いた
時に〈まだ微笑んでいること〉の2点。
周りの人間からは多分に変人扱いされてましたが…。

ま のすけ

2021-06-29

力強いお歌だと思いました。作者の生きる姿勢みたいなものが投影されているように思います。
このような方にそばで支えてもらえている方は幸運なのではないかと感じます。

大島健志

2021-06-29

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