題詠(「始める、始」)
2021-01-26開催(麹町)/第262回参加歌 歌順27番
「終り」の「始まり」
軋みながら
崩れ始めた世界
揺れ止まぬ羅針盤に
眼を凝らす *眼=まなこ
6件のコメントがあります
誰もが巻き込まれざるを得ない状況で、必死に踏みこらえてはいるが 不安は募ります。
4、5行目に個人の生きる姿勢を見ましてその通りだなと思いました。
パンデミックが産んだ急速な社会の変化に、人はどこまで耐えていけるのでしょうか。
パンデミック世紀のゴールは、何処なのか、不安です。
揺れ止まぬ羅針盤
確かにそうですよね。
誰も経験したことのない状況で、コレが正解だと言い切れる人は誰もおらず。。。
望みはただ、命を守ること、なんですけれど。
外注の羅針盤が当てにならないので
体内羅針盤が頼りです…
なかなかむずかしくて論評に苦労します。
コロナの日本はもちろん、世界中が右往左往をする様が、よく詠われている。
「終り」の「始まり」パンデミックはいつまで続くのか、
私達はどんな途を選ぶのか・・・スリルの中をいきております。
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