自由詠
2021-01-26開催(麹町)/第262回参加歌 歌順29番
残して行った
青の歯ブラシで
靴底の汚れを扱く *扱=しご
あいつを やっとこ
踏みにじる
10件のコメントがあります
踏みにじられ、痛め付けられた心の落とし前を
私なりに考えてみました(笑)
でも、かおるチャンのコメントのように思い出を手繰り寄せては
泣きながらゴシゴシしていたかも・・・ネ。
「青の歯ブラシ」という具体性が全体を浮かび上がらせています。
3~5行目のリアルなアクション!流石です。
このお歌見て、私はやり残していたことがまだあったのだ
と心底思いましたね、靴底の汚れを「あいつ」を扱くほどの
恋をしただろうかって、私は手遅れですが、この歌は凄い~
あいつの使っていた歯ブラシ。普通に捨てずに靴の汚れを落とす。しかも扱く。扱くという言葉に力具合が分かります。心具合が分かります。でも、簡単に捨てずに、こういうことをするのは、まだ心が残ってますね。靴を扱く間の時間、色々考えるから。
☆☆☆
とても良い方法だと賛同します。
離婚でもしたんですか?そんなに悪い奴だったんですか、
そんな奴ならふんづけてやれー
人生いろいろありですね、スッキリしましょう。
歯ブラシに付いたコロナウイルスが飛散して感染してしまうかも知れない、御用心を…
未練がましさに酔っている感が可愛くもある…と言っては失礼かな…
☆☆
どんな関係、どんなつき合いだったのか?
〝あいつ〟は結構ケロンとしていたりしてー
にっくきあいつを見返す手、こんな方法もあったのか。
ぐじゅぐじゅと後を引いたりしない。
いいな~
「青の歯ブラシ」とか「扱く」とか、言葉の使い方もリアルで、面白い!
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