題詠(「恋」)
2020-12-22開催(麹町)/第261回参加歌 歌順22番
微かに
絡まった
指先から
芽ばえる恋
ゆるやかに ほどけていくように
5件のコメントがあります
このお歌を読んで いいなぁ と、若くはないお二人だから 5行目の言葉になって行くのですね。
趣があります。
コメントありがとうございます。上りエスカレーターで見た光景。
若くはないお二人の手が私の視線の先にあって。
ああ、こうして恋は生まれていくのかなと感じたことでした。
いいなあと思って。
なんかの拍子に指先が触れて、ドキッとして、という時期がすぎると、
緩やかに指を絡ませて、
恋も深まっていく、というもの。
遠い昔を思い出しました。
絡まった指先から芽生える恋もある。
「小指と小指、からませて・・・」5行目の表現が言い得て妙です。
絡まった指先がほどけるのであれば
破恋かなとも思ってしまいましたが
硬い種子から出た芽から 葉が展くように 花が開くように
恋が展開していくということなんでしょうね
水やりや施肥を怠らなければ
足の指先も絡まるようにもなるんだろうなぁ…
コメント投稿
※会員の方のみコメントを書くことができます。⇒コメントを投稿する