題詠(「恋」)
2020-12-22開催(麹町)/第261回参加歌 歌順7番
恋というファンシーな
包装紙で包んだら
枯れてしまうかも
地下の白い根で
じわじわ育つ関係は
6件のコメントがあります
皆様、コメントありがとうございます
恋がファンシーな包み紙なら地中で育つ関係は何…?
愛という言葉を使っても、観念的になって生命感が薄らいでしまうような気がする
何だか解らないけど、純白の根が伸びていく
瑞々しい緑の葉が繁っていく
どんな花が咲くのかは分からない…
そんな関係もいいかなと…
恋はやはりファンシーなものなんでしょう、だから
恋を夢見る、恋したいとほわんと思う、でもほわんと
したものは消えるのも早い。
しっかり地下で根を張った関係にははファンシーな
包み紙はいらない むしろ悪かもしれないのですね。
恋がファンシーな包み紙なら、愛はなんなんでしょうね?
人目をしっかりと忍んで地下で育んでゆく関係、生々しいく息づいています。
綺麗な包装紙で包まれた恋は枯れてしまう。
土のなかで根を張った野菜のような強かに育つ恋がいいようです。
地下で育つ関係は何でしょう?
それはぱっと燃え上がんじゃなくて、じわじわ育つもの。
愛とか親愛とか言われるものかもしれないですね。
ファンシーな包装紙も魅力的だから、
包みっぱなしにしなければいいのかな?
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