自由詠

2020-12-22開催(麹町)/第261回参加歌 歌順5番

北風に揺れ
水面に散りぬ
赤い葉は
沈みてのちも
寄り添っている

青木栄子

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2件のコメントがあります

口語ではなんと言うこともない情景でも、文語にすると趣があるように感じられますね。
でも、なぜ文語?

*キコ

2021-01-26

沈んでしまった後も、寄り添っている。
なんだか歳を重ねた夫婦の人生のようです。北風もあり、水面に散っても、どこまでも、どこまでも赤い色なんでしょうね。手を繋いだ二人みたいです。

かおる

2020-12-24