題詠(「そこに」)

2020-11-24開催(麹町)/第260回参加歌 歌順12番

赤いカイト
遠く
遠くへ伸びていく
そこに
もう同じ風は吹かない

コバライチ*キコ

コメント投稿

※会員の方のみコメントを書くことができます。⇒コメントを投稿する

8件のコメントがあります

山碧木さま
そうね。この糸はもう離さないぞ(^^) 同じ風は吹かなくても。

*キコ

2020-12-24

カイトの糸はちゃんと心での奥で握ってるんだ!
それを離さなければ、いつだってあの日に戻れる。同じ風が吹かなくても。

このコメントに☆☆

山碧木星

2020-12-09

映子様
あの日、雲のない冬の空に赤いカイトがひとつ、悠々と翔んでいたんです。
その光景を一緒に見た君はもういなくて、あんな日はもう戻ってこないんだなあ、って。
ちょっとセンチになってしまった冬の日。

*キコ

2020-12-07

ゆみさま
それは2年前だったんですけど、今年も冬晴れで、同じような青空。
でも赤いカイトはもう翔んでいませんでした。

*キコ

2020-12-07

いまいちゃま
コメントを読んで、そうかも!と思いました。
あの日見たカイトの糸はちゃんと心での奥で握ってるんだ!
それを離さなければ、いつだってあの日に戻れる。同じ風が吹かなくても。

*キコ

2020-12-07

情熱的な思いが どんどん遠くなっていく
もう あの情熱的な思いは戻って来ないのか
まだ一本の糸では繋がっているのだが…

コロナウイルス禍前の 燃えるような濃密関係も、
もしかすると もう戻って来ないのかも知れない…

でも糸を離さなければ カイトが
ここよりも高度な 新境地へ引きずり上げてくれる…きっと

今井幸男

2020-12-05

「カイト」調べましたら逆三角形の西洋凧 とありました。
遠くへ 手の届きようのない遠くへ行ってしまったカイトの糸は、まだ手に離さずにあるのかしら・・
切ない思いが寄せてきたお歌です。

せきゆみ

2020-12-02

この赤いカイトは何でしょう。
恋か希望か、または生きてきた日々か。
同じ風が吹かないということは、もう手元には戻ってこないということかな?

具体的にはわからないけど、惹かれた歌です。

映子

2020-11-29

次を読み込む