題詠(「そこに」)
2020-11-24開催(麹町)/第260回参加歌 歌順12番
赤いカイト
遠く
遠くへ伸びていく
そこに
もう同じ風は吹かない
8件のコメントがあります
山碧木さま
そうね。この糸はもう離さないぞ(^^) 同じ風は吹かなくても。
カイトの糸はちゃんと心での奥で握ってるんだ!
それを離さなければ、いつだってあの日に戻れる。同じ風が吹かなくても。
このコメントに☆☆
映子様
あの日、雲のない冬の空に赤いカイトがひとつ、悠々と翔んでいたんです。
その光景を一緒に見た君はもういなくて、あんな日はもう戻ってこないんだなあ、って。
ちょっとセンチになってしまった冬の日。
ゆみさま
それは2年前だったんですけど、今年も冬晴れで、同じような青空。
でも赤いカイトはもう翔んでいませんでした。
いまいちゃま
コメントを読んで、そうかも!と思いました。
あの日見たカイトの糸はちゃんと心での奥で握ってるんだ!
それを離さなければ、いつだってあの日に戻れる。同じ風が吹かなくても。
情熱的な思いが どんどん遠くなっていく
もう あの情熱的な思いは戻って来ないのか
まだ一本の糸では繋がっているのだが…
コロナウイルス禍前の 燃えるような濃密関係も、
もしかすると もう戻って来ないのかも知れない…
でも糸を離さなければ カイトが
ここよりも高度な 新境地へ引きずり上げてくれる…きっと
「カイト」調べましたら逆三角形の西洋凧 とありました。
遠くへ 手の届きようのない遠くへ行ってしまったカイトの糸は、まだ手に離さずにあるのかしら・・
切ない思いが寄せてきたお歌です。
この赤いカイトは何でしょう。
恋か希望か、または生きてきた日々か。
同じ風が吹かないということは、もう手元には戻ってこないということかな?
具体的にはわからないけど、惹かれた歌です。
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