自由詠
2020-11-24開催(麹町)/第260回参加歌 歌順10番
枯れて
冬がくる
あたりまえのこと
柿の葉の
寂しさと安らぎの混色
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せきゆみ様
この秋、突然の冷え込みで樹々の葉が一気に色づきました。
槐の葉が散っていく様を見ていたら、人も木もおんなじだなと思ったのです。
家に帰ると、テーブルの上に家人が拾ってきた柿の葉が一枚、置いてありました。
初夏は柿若葉、秋は一葉々個性的に色付いて美しい柿の葉、実を結び 一年の大仕事を
終えた柿の、安堵感とも 一抹の寂しさとも捉えた作者の心の動きに共感しました。
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