自由詠
2020-11-24開催(麹町)/第260回参加歌 歌順4番
寝転ぶと
猫が破いた
障子の穴の
小さな空にも
いわし雲
3件のコメントがあります
猫ちゃんとの生活、動物のいる生活は
豊かなものだなあと伝わってきます。
小さな穴から動きのある季節感の描写がいいです。猫と一緒に寝転んで
眺めている様で微笑ましさも。
猫は お空の鰯を食べたくて 獲りたくて
障子に穴を開けたのかな…
食い意地の張った猫め と叱らないで下さい
猫は ロマンを掴まえたかったのかも…
障子の穴の向こうにはロマンがある
だから人間も しゃぶった指で障子に穴を開ける…
障子に突き刺した指に食い付いた鰯雲を一尾
食卓に載せたら素敵でしょうね…
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