自由詠

2020-10-27開催(麹町)/第259回参加歌 歌順23番

君からの
メールがない夜に
慣れてゆく
郁子は熟して
風に吹かれて

コバライチ*キコ

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6件のコメントがあります

いまいちゃま
もうだれよりも(私以上に)女心がわかってる?(^_^;)

郁子さんが熟して風に吹かれてたら、超え雄w書けてあげてね。

*キコ

2020-12-07

まちゃこさま
ほんとですよね~、なぜ郁子とかいてむべと読むんでしょうね?
聖路加の屋上庭園に18年前から定点観測している郁子の棚があって、今頃は赤紫に熟しているはずなんです。
(コロナで病院ボランティアに行けなくて)君からのメールがなくても自然は移ろっていく。。。

*キコ

2020-12-07

まちださま
当たり前にあったことが当たり前ではなくなっていくことって、誰にでも、いつでもあることだ、と
そう思いながら諦めきれずにいたんですけどね。郁子はいまごろ地面に落ちて朽ちているでしょう。。。

*キコ

2020-12-07

私も歌を頂いた時「郁子」をしらべましたよ。
前三行、わかりますね、だんだんあきらめていく感じ
その思いをたっぷりと抱えている事郁子に託しているところ
いいですね、こういう歌は書けません。

まちだ道子

2020-11-22

郁子という姪がいるので、なんでこんなところに、と読めなかった私は思いました。
で、「むべ」だと知り、前3行とのつながりがようやくわかり「むべなるかな」

まちゃこ

2020-10-31

逢瀬の連絡もない夜が続き
メールが来ないことにも 情欲が湧かなくなったことにも慣れてしまった心中を
アケビに似てるけど熟しても割れない郁子(ムベ)で的確に表現してますね
本来なら逢って割れるアケビになりたいのにぃ…

むべと振り仮名を付けず女性名をも連想させる思わせ振りもいいですねぇ〜
☆☆

今井幸男

2020-10-29

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