自由詠

2020-10-27開催(麹町)/第259回参加歌 歌順6番 第1席

一日一日を大切に
積み木のように
そっと重ねていこう
ひとつふたつ
崩れてもよしとして

寒苦老

コメント投稿

※会員の方のみコメントを書くことができます。⇒コメントを投稿する

5件のコメントがあります

どんなことがあっても一日一日を生き、天(死)に向かって積み木を積んでいく人間。
やはり「丁寧に日々を過ごさなくては!」たまの失敗は許してあげましょうね。

寒苦老寒

2020-11-22

完成形が決まってしまってるプラモデルなどとは違って
積み木なら ちょっとした手違いで崩れても新しいデザインが生まれたにすぎない
もしも賽の河原で幼子が積み上げた石を崩す鬼のような人間に崩されたとしても、また新しいものを生み出すことができる…
変幻自在な積み木というのがいいですね
☆☆

今井幸男

2020-10-31

いくらそっと重ねても崩れてしまいますよね。
まして私のようにうかつな人間では。作者が持つ余裕を
見習いたいです。

まちゃこ

2020-10-31

若い頃のようにやみくもにとはいかなくなりました。
一日一日をそっと、でも重ねていこうという前向きさ
そしてちょっとくらい崩れてもよしとしてのゆるやかな
前向きさに本当に共感しました。
一席おめでとう~

まちだ道子

2020-10-30

積み木を重ねると、後半の「ひとつふたつ 崩れてもよし」が巧く呼応していますね。
私たちの年齢になると、大きな崩れは命取りだけど、
積み木のひとつくらいなら取り返しがつきます。

共感度大の☆☆

映子

2020-10-29