題詠(「文様」)
2020-09-29開催(麹町)/第258回参加歌 歌順29番
心模様のつもりが
形式化した 心文様を
詠ってしまっていないか
ときおり
我が歌を振り返る
9件のコメントがあります
かおる様 山碧木星様
コメントありがとうございます
日常的によく使われてる語の場合は、無意識に語意・定義が沁み込んでますが、
普段使わない語を歌に使う時には、いろいろ気を使ってしまって難しいですね…
それゆえ、詠い甲斐があるということもあるでしょうが…
うんうん、かおるさんとおんなじ。
こう来たか〜と
☆☆
文様と模様の違いを、見事に詠まれてましたね。
文様は人工的に作られた模様。
模様は文様と紋様を含めた柄の総称。この微妙な違いを歌に絡めて、
心まで。素晴らしいです。
《1》
映子様 まちだ道子様 観月様 せきゆみ様
コメントありがとうございます
私には「文様」と「模様」の違いは、はっきりとは分からないのですが、
模様の内の伝統的に固定化され大衆に認知されたデザインが文様かなと私なりに定義しました。
《2》
私は、伝統的に慣用化されている文様にも心に沁み込むような安定感があり心が落ち着くので心惹かれることもあるのですが、
どちらかというと、こんなの見たことないよぉ〜というような模様に より強く心魅かれてしまいます、
ですので、私の五行歌も そういうものでありたいと思ってしまうのです…
いつも心に止めておきたい詠だと思います。
予定調和ではないですけれど
私も、どうしても耳障りの良い言葉や、繕った言い回しになりがちです。。。
それも私の個性と言い張れるほど色濃く出せていけるのでしたらアリかも知れませんけれど。。。
形式化した心模様を詠って・・・
ドキッとしました。
心模様をあらわすことはほんとうにむずかしい、
我が歌振りかえるの恐いな。
考えさせられた歌です。
文様と模様の使いわけになるほどと感心しましたが、
それ以上に我が歌を、私も思わず振り返ってしまました。
使い慣れた言葉をそのまま書いてしまいがちだけど、
それは形式化した心文様としか
読み手には伝わらないのでしょう。
ずんと響きました。
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