自由詠

2020-09-29開催(麹町)/第258回参加歌 歌順7番 第2席

今日は
誰を弔っているのか
鰯雲よ
天窓の中を
静かに泳ぐ

コバライチ*キコ

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11件のコメントがあります

映子様
はい!「浜では大漁のお祭り。でも海の中では鰯の弔いをしているだろう」という詩がふっと浮かびました。
秋の空も寂しい、と思ってできた歌です。

*キコ

2020-10-28

つねちゃん
不意に鰯雲が現れて遠くまで続くさまは、なんだか思い出の行進のようで・・・
そのなかにはもう会えない人たちもいるんですよね。

*キコ

2020-10-28

寒苦老さま
そうですよね。。。アメリカなんか22万ですよ。フランスもスペインも・・・
もちろん我が国でも・・・合掌。

*キコ

2020-10-28

かおるちゃん
ありがとね。
空を見ると思い出すこといっぱいあるよね。

*キコ

2020-10-28

由美様
時代を超えて受け継がれる歌って、身近にあって誰もが考えそうでいて
それでいて発見がある歌、でしょうか。
それに現代の私たちの心がかけ合わさって想像を広げていける歌、なんでしょうね。

*キコ

2020-10-28

由美様
時代を超えて受け継がれる歌って、身近にあって誰もが考えそうでいて
それでいて発見がある歌、でしょうか。
それに現代の私たちの心がかけ合わさって想像を広げていける歌、なんでしょうね。

*キコ

2020-10-28

人の心に残る詩歌は人の歌心を刺激し、良い歌を生み出させるように思います。
作者の内に湛えられた 透き通る悲しみのようなものを受けとりました。

せきゆみ

2020-10-17

心に深く響きました。本当にいいなぁ。

かおる

2020-10-16

コロナ禍で亡くなられた人たちへ・・・ 合掌

寒苦老

2020-10-11

亡くなった人を鰯雲のやさしで
おわかれを云っているようで心にひびきました。
☆☆

つねちゃん

2020-10-05

「誰を弔ってとるのか」に目が行って惹かれた歌です。

「鰯雲」と続くので、
金子みすずの詩が下にあるなとわかりました。

天窓があるので、下から上、海底から海面と、
作者の目線の先がイメージできますね。

巧い歌だな~

映子

2020-10-04

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