自由詠
2020-09-29開催(麹町)/第258回参加歌 歌順7番 第2席
今日は
誰を弔っているのか
鰯雲よ
天窓の中を
静かに泳ぐ
11件のコメントがあります
映子様
はい!「浜では大漁のお祭り。でも海の中では鰯の弔いをしているだろう」という詩がふっと浮かびました。
秋の空も寂しい、と思ってできた歌です。
つねちゃん
不意に鰯雲が現れて遠くまで続くさまは、なんだか思い出の行進のようで・・・
そのなかにはもう会えない人たちもいるんですよね。
寒苦老さま
そうですよね。。。アメリカなんか22万ですよ。フランスもスペインも・・・
もちろん我が国でも・・・合掌。
かおるちゃん
ありがとね。
空を見ると思い出すこといっぱいあるよね。
由美様
時代を超えて受け継がれる歌って、身近にあって誰もが考えそうでいて
それでいて発見がある歌、でしょうか。
それに現代の私たちの心がかけ合わさって想像を広げていける歌、なんでしょうね。
由美様
時代を超えて受け継がれる歌って、身近にあって誰もが考えそうでいて
それでいて発見がある歌、でしょうか。
それに現代の私たちの心がかけ合わさって想像を広げていける歌、なんでしょうね。
人の心に残る詩歌は人の歌心を刺激し、良い歌を生み出させるように思います。
作者の内に湛えられた 透き通る悲しみのようなものを受けとりました。
心に深く響きました。本当にいいなぁ。
コロナ禍で亡くなられた人たちへ・・・ 合掌
亡くなった人を鰯雲のやさしで
おわかれを云っているようで心にひびきました。
☆☆
「誰を弔ってとるのか」に目が行って惹かれた歌です。
「鰯雲」と続くので、
金子みすずの詩が下にあるなとわかりました。
天窓があるので、下から上、海底から海面と、
作者の目線の先がイメージできますね。
巧い歌だな~
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