題詠(「8月、葉月」)

2020-08-25開催(麹町)/第257回参加歌 歌順33番

葉月の雷雨に
抱き守られた      *抱=いだ
一瞬が
現実に戻る
雨上がり

数かえる

コメント投稿

※会員の方のみコメントを書くことができます。⇒コメントを投稿する

4件のコメントがあります

立ちすくむしかない雷雨のすごさを1、2行目で表現しているのか、だとすれば
技ものの表現ですねぇ。とても真似は出来ません。
それまでが嘘のような雨上がりの訪れを4行目が表しているなと思いました。

せきゆみ

2020-09-07

抱き守られた
一瞬が
その一瞬とはどういうものだったのだろうかと妄想して
しまいますね。雷雨が無かったらどうだったのだろうか。

まちだ道子

2020-09-06

まず、「雷雨に 抱き守られた 一瞬」という表現に アッ! エッ? と魅かれました
雷雨が禍ではなく守ってくれる存在
確かに本尊を守る仁王や十二神将も恐い顔をしている

日常に埋もれた生活のなかに キラリと光る非現実の時間。
一瞬だからいいのかな、生活を壊すこともない…
現実生活の活力源にもなる
☆☆

今井幸男

2020-09-03

どんな現実なんだろう・・・

はな

2020-09-02