自由詠
2020-08-25開催(麹町)/第257回参加歌 歌順11番
叫びを 祈りに
すり替えて
耳触りの良い
美談ばかり
探している
9件のコメントがあります
安倍首相の、長崎、広島でのメーッセージを思いだしました。
誰に向って誓っているのか、祈っているのか。
叫びの本質を見失なわないで
祈り続けたいですね。
叫びたいほどの思いを、静かな口調におさめている大人の怒りがさすがだなと思います。
広島の原爆犠牲者慰霊碑に
「過ちは繰り返しませんから」と彫られているそうですね。
主語をあいまいにすることで、責任もあいまいにしてしまう。
いかにも日本人らしい。
みんなが協力することは美談になりますね。
こうした傾向は確かにありますね。 美談を疑う訳ではありませんが、
美談仕立てになってはいないか?と思うことが有ります。
みなさま、コメントありがとうございます。
特に今井さんのコメントが嬉しいです!
叫びは生々しいけれど、受け取るのにちょっとエネルギーがいる。
祈りの方が美談になりやすく、みんなに受け入れられやすい。
それでも、叫びから目を逸らしていけない、目を逸らしたくないと思い、書いた歌。
事実(ファクト)に甘いヴェールをかけて
そこに浸りたい心理。
みんな疲れているんですね。
それって〇〇時間テレビとか?私の穿った見方かもしれない~みんな適当なんです。でも、希望を探しているのかも~
現実から目を逸らしたいという潜在意識ですかね
叫びを祈りにすり替えることが大人の対応という概念も根強い
五行歌も叫びを祈りに替えると口当たりのよい綺麗な歌になります。
だけれど、祈りに逃げずに 考えて考えて考えぬけ、それから詠え…
という声が空から聞こえてきそうな気もします…
☆☆☆
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