自由詠
2020-08-25開催(麹町)/第257回参加歌 歌順5番 第2席
夕陽が 雲の輪郭を
導火線のようになぞってる
ざわつく心を
置き去りにして
夏が行く
17件のコメントがあります
皆様
たくさんのコメントと、二席を頂き本当にありがとうございました。
あの夕焼けの風景を見たとき、なぜか焦燥感にかられました。コロナで特別な短い夏が終わってしまうからか、
永遠ではない命ことを思ったからか、何かに追われるような胸の苦しさを感じ、歌にしたいと思いました。
今井さん
紅葉という導火線が山の輪郭をなぞる・・・またまた、参りました
山碧木様
どうかせんと~ ダジャレかいな‼ ( ノД`)
今井さん
放置プレイって、良く分からないので今度教えて下さい (;^_^A
導火線とざわつく心で、タイマーを感じました。
チッチッチッと、夏が過ぎてしまう焦りのような感じ。追いたてられている感じも。
☆☆☆
夕陽、雲、空の同じような言葉のモチーフを使って
夏の終わりを上手に表現している。
2行目までは赤く染まり刻々と美しい夕焼けに色も時間の流れもありロマンチック、と思いきや3行目から含みのあるそういう導火線なのかと心までお読みになっていると感動ものです。。いいお歌です
どうかせんといかんなあ・・・と眺めつつも
厄介は、次々にやってきます。
70メートルの風とは・・・
ざわつく心おちつくといいね。
今にも火が付きそうな心模様を上手に詠いますね~
導火線とざわつく心が不安なこの夏を表現しています。
導火線とざわつく心、きな臭さも匂わせたまま 何も解決されることなく
季節が移ろって行く。含みがあっていいお歌だなぁと思いました。
一、二行の表現。謎めいたまがまがしさ。
夏が過ぎてもその心はそのまま残るのか。
雲は詠者、夕陽は彼の人 ということでしょうか
ざわつく心を 置き去りにして まるで放置プレイ…
夏が行っても秋が来れば、
また紅葉という導火線が山の輪郭をなぞる…
でも、輪郭をなぞるだけではねぇ…
夕焼けというのは 美しい時と、不気味と見える時がありますね。
「雲の輪郭を/導火線のようになぞってる」という描写が響きます。
ざわつく心 につながって、巧い表現ですね。
マンチック~だけど、なんでなのう?よくわからない~とにかくざわついているのね。夕陽とは関係ないのかも~
あ、ロマンチックの間違い…
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