題詠(「目眩」)

2020-06-23開催(麹町)/第255回参加歌 歌順8番

その日を
思いながら
米を研ぐ
めまい、しそうなくらい
粒つぶが白くて

コバライチ*キコ

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6件のコメントがあります

まちだ様~~
そうなんです。お米を研ぐときの手のかたちは祈りのかたち。

*キコ

2020-07-28

米を研ぐ
この言葉の中にいろいろな想い込められますね。
無心になれる時でもあって、自分の気持ちを昇華させる力もあったり。

まちだ道子

2020-07-26

いまいちゃま
ああ、そうですね。そう取ってたいただいてもいいと思います。
それぞれの人にそれぞれの「その日」があります。

*キコ

2020-07-21

まちゃこさま
「その日」って、これを詠んだ日とひと月経った今日は、また違っていたりして。
お米をとぐ時って、案外無心だったりしますよね。
そして、そう長い時間ではない。だからこそ、「その日」を思うのにいいのかも。

*キコ

2020-07-21

「その日」をどうイメージするかで、すごく違ったお歌になりますよね。
今井さんの読みにも納得しました。
私は口には出せない、読みをしました。

まちゃこ

2020-06-29

その日って…、もしかして舎利になる日かも…
余命宣告された人が米を研ぎながら
米の白さに白骨の白さを重ねてしまった
そんな映像が浮かんでくる…
限りある日を精一杯生きねばという思いも伝わってくる

詠者にっては不快かも知れませんが、そんな鑑賞をしてしまいました

今井幸男

2020-06-28

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