自由詠

2020年 年間総合第1席

2020-06-23開催(麹町)/第255回参加歌 歌順20番 第1席

胡瓜もみには
青紫蘇よ
庭下駄 つっかけて
摘みにゆく
父の夏

山碧木 星

コメント投稿

※会員の方のみコメントを書くことができます。⇒コメントを投稿する

16件のコメントがあります

多くのコメントをありがとうございます。
父とは確執がありましたが、食べ物の嗜好は近づいていくばかり。
思い出は、なぜかセピア色して柔らかくなっていきます。

山碧木星

2020-07-14

胡瓜、青紫蘇、父の夏。
もうこれだけで空気感が漂ってきます。
満足そうな父の顔。
その他の景色まで想像してしまいます。
風鈴、簾、卓袱台。子供や母の顔。などなと。

かおる

2020-07-13

台詞もいいしリズムもいいし スカッと美味しそう!父の夏がしみますね~。

せきゆみ

2020-07-06

いそいそと摘む父の背中が見え、不揃いな下駄の音が聞こえました。
空気感の透明な、懐かしさが愛しくなる歌です。

数 かえる

2020-07-05

自分の晩酌のためにはいそいそと。
そうした庭のある暮らしの味わい、手近にあった季節感。
伝統の和風ハーブですよね。

柳瀬丈子

2020-07-04

親を懐かしむ時、なぜか足元が思い浮かぶ…
その足跡、人生をも重ねて合わせてしまうからでしょうか…

今井幸男

2020-07-03

皆さま、温かなコメントをありがとうございます。
青紫蘇を摘んで蕎麦汁に入れていたら、ヒョイとこんなシーンを思いだしました。
父は春先にエンドウ、そして胡瓜、トマトなどを作っていました。
あれから半世紀、「コロナ禍には、土いじりが良いよ」と弟が申しております。

山碧木 星

2020-07-03

母の歌というのはよくありますが、父はなかなか
歌にでてこない。父親を尊敬し慕っていたからこその歌でしょう。
父親のお歌かっこいいです。
庭下駄つっかけて いいな~

まちだ道子

2020-07-01

何気ない穏やかな日常の一コマ
五行目の「父の夏が心にひびく、
ひさしぶりに亡き父を思い出しました。

つねちゃん

2020-06-30

これぞ男ぞ!父親ぞ!

あかい

2020-06-30

今宵も亡父とカンパイ、なのだ

田中きみ

2020-06-30

枝豆しか作れなかった父を思い出しました

藍弥生

2020-06-30

つられて‥‥
 夏は
 トマトよ
 庭下駄つっかけて
 バジルつみにゆく
 私の夏

清也

2020-06-29

昔、夏のお昼に母が「うどんにしようかな」というと、父は「おお、うどんか」とすぐに立ち上がり
鶏肉でだしを取ってつけ汁を作り、絶品のひやしうどんを作りました。その姿、その声、しぐさを思い出して
泣けました。

まちゃこ

2020-06-29

庭には青紫蘇が生えている、縁側の外には台になる石があって庭下駄が揃えてある
・・・懐かしい光景ですね。
マスク姿とかソーシャルディスタンスとか、殺伐とした今年の夏です。

と思っていたら、よしのさんのお宅では今でもこれが現実なんですね。
枝豆もあるんだ。いいな~

映子

2020-06-28

いいですねぇ
ウチもよくやりますよ
庭にはいろんな野菜があって
もうすぐ生姜と枝豆かな✌^^

よしの

2020-06-26

次を読み込む