自由詠
2020-06-23開催(麹町)/第255回参加歌 歌順16番
いつの間に
巣作りしたのか
キジバト
身じろぎもせず
庭の片隅の金木犀に
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人間は静かなほっこりしたものを感じますが、キジバトは緊張の時間でしょうね。
身じろぎもせず卵を守りながら、四六時中気が張る。
金木犀の木、偶然とは言え「金木犀」と歌に入ると、なんだか星が一杯見守っているようですね。
ある日、木によじ登ろうとしている猫。なんだろうとみていたら
結局ドジな猫で足滑らして、登れず、猫が目指していた木の上を
よくよく見ていたら、あっ!目が合いました。枝間に隠れるように
鳩がジーっと座っていて。卵抱いているようで。このコロナ禍にも
静かにしっかりと、毎日確認する日々。
昨年、我が家でも
キジバトが前の電線にとまって長時間庭を見てたり
時折 松の木に降りてきてゴソゴソやったり、
枯草を口にくわえていたり
してたので
巣を作るのかなと思ったのですが作りませんでした。
キジバトも家主の顔を視て判断するんでしょうね…
お向かいの家にも、来ていたっけ。
「身じろぎをしない」ものを、すごい!と感じている今日この頃なんです。
のどかで平和な様子が目に浮かびます
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